ドラムを始める際に購入を検討したいものBy Jun Mochizuki / 3月 5, 2024 ドラム演奏の上達には日々の練習が大切です。ご家庭での練習に役立つグッズをご紹介致します。 ①スティック まずはマイスティックをGetしましょう!スティックは演奏環境・ジャンルによって適切なサイズ・重さ・形状が変わります。初めのうちはリバウンドを意識しやすく様々なジャンルに対応出来るスタンダードなものをオススメします。サイズや重さは体格に合わせて選ぶことから始めてみましょう。基本的に国内メーカー(Pearl,YAMAHA,TAMA,LERNIなど)の方が価格が安いです。まずは国内メーカーで十分だと思います。個人的なオススメはLERNIです。低価格ですが、海外メーカーのスティックの良さを踏襲しているように感じます。*スティックは木材の為、個体差が大きい商品です。理想は楽器屋さんで一本一本確認しながら選ぶのがオススメです。良いスティックの選び方はレッスンの際にご相談下さい。はじめのうちは在庫の豊富なネットでの購入でも良いと思います。 VIC FIRTH ( ヴィックファース ) VIC-KIDS Kidsticksキッズ用スティック。対象年齢は3~8歳。材質はヒッコリー、カラーはブルー。 VIC FIRTH ( ヴィックファース )VIC-KIDS Kidsticksキッズ用スティック。対象年齢は3~8歳。材質はヒッコリー、カラーはピンク。 LERNI ( レルニ ) H-135KW〜中高生・小柄な方に最適な細め・短めなモデル。北米産ヒッコリー使用 LERNI ( レルニ ) H-140RW大人向け。LERNIのスタンダードシリーズ。ボールチップにより、安定したアタック音が得られます。北米産ヒッコリー使用。 ▼私が主に使用しているのはコチラです。 LERNI ( レルニ ) H-140SW LERNIのスタンダードシリーズ。チップの角度によりニュアンスを変化させた演奏が可能。北米産ヒッコリー使用。 ②練習パッド スティックのコントロール力を高めるのに最適な練習パッド 大きく分けて・ゴム(ラバー)系・スポンジ系の2種類がございます。 スポンジの方が音は小さいですが、実際のドラムと打感が大きく異なる為オススメはしておりません。 ゴム製のものを購入し、必要であれば布をかけて音を小さくしたりスタンドの下に吸振の工夫をするのが良いでしょう。(吸振の工夫についてはレッスンでご相談下さい。) スタンドもあると叩いているうちに動いてしまう心配も少なく、適切な高さで良いフォームで練習が出来オススメです。 (練習パッドでは集中力が続かないお子様や、より音楽的な練習をしたいという方は③の電子ドラムから始めるのも良いと思います。練習の中で技術的な課題が出てきた際には電子ドラムだけでなく練習パッドの併用もオススメします。) ① YAMAHA ( ヤマハ ) / TS01S トレーニングパッド(2024年3月現在¥ 5,520)8インチのラバー製パッド(スタンド付き)適度な跳ね返りでコスパも良くオススメです。開封後1週間位はラバー臭が気になる方もいるかもしれません。最低高さ60cm。お子様にはより低くなる②のパッドがオススメ! ② PEARL ( パール ) / TP-6N トレーニングパッド(2024年3月現在¥ 5,780)6インチのラバー製パッド(スタンド付き)*最低高さ55cm。お子様や低めの椅子で練習する方はこちらがオススメ! ▼私は主に以下のスタンドとパッドを組み合わせて使用しています。(上記パッドとスタンドのセットの方がコスパも良くクオリティも十分だと思います。) PEARL ( パール ) SD-50Sスタンドのみ PEARL ( パール )8インチのラバー製トレーニングパッド。*スタンド別売り ③電子ドラム より音楽的な練習をしたい、練習パッドでの練習が楽しめないという方には電子ドラムもオススメします。(ご自宅で生ドラムを叩いても大丈夫な環境の方は生ドラムも良いと思います。)様々なメーカーから出ていますが、ローランドやYAMAHAが定番です。パソコンでいうMac・Windowsと似ていて、それぞれ個性があり最初にどちらで慣れるかで今後の好みも決まるかもしれません。個人的には長く電子楽器に特化し電子ドラムの基準を作ってきたとも言えるローランドをオススメしています。どんどん進化する電子ドラムの最先端・最高峰をいずれ使いたいとなるならローランドに慣れておくのが良いのではないかと思っております。*設置や簡単な操作説明を含めたご案内も可能です。ご相談下さい。*電子ドラムは機種によって価格の幅が大きいです。機能も変わってきますので、ご予算に余裕のある方は直接ご相談下さい。参考に2モデル掲載します。↓ PLAYTECH(プレイテック) / PDS-750 *ドラムイス別売り(2024年3月現在¥59,800)セッテイングの柔軟性・消音性など本格的に取り組む上で最低限の機能を備えています。 ROLAND ( ローランド ) / TD-07KV ヘッドフォンセット1(2024年3月現在¥139,800)シングルペダル、スローン(椅子)、スティック、ヘッドフォン付属。安定感抜群。ローランドの本格的な仕様の最安値と考えて良いと思います。*シンバルがスタンダードなセットより1枚少ないです。 ③番外編・足(バスドラム)の練習パッドとキックペダル 電子ドラムをお持ちの方は不要と考えておりますが、足(バスドラム)の練習にはこちらのパッドもオススメです。*はじめはパッドは購入せず床をパタパタする練習から始めるのでも問題ありません。 PEARL(パール)BD-10(2024年3月現在¥6,980)バスドラム用練習パッド TAMA(タマ)TTBD6(2024年3月現在¥15,800)バスドラム用練習パッドよりリアルな打感を求める方にはこちらをオススメします。 PEARL ( パール ) / P-900 シングルペダル(2024年3月現在¥6,380)低価格帯ですがシンプルな作りで扱い易いペダルです。エントリーモデルには適していると思います。より高性能のモデルが気になる方は直接ご相談ください。 ④メトロノーム 音楽に合わせて練習するのも大切ですが、メトロノームを使っての練習もリズムの精度を高める上で大切です。昔ならメトロノームの購入は必須でしたが今はスマホの無料アプリでも十分信頼できるクオリティのものが出ています。 Metronome: Tempo Lite メトロノームシンプルな作りで分かりやすくプロミュージシャンでも多くの方が使っているアプリです。▶︎Apple Store▶︎Google Play ライブでの使用やスマホと別に用意しておきたい方には以下のものがオススメです。 BOSS ( ボス ) DB-90 Dr. Beat(2024年3月現在¥17,600)練習は勿論ライブでも使いやすい安心・定番のメトロノームです。 BOSS ( ボス ) / PSA-100 電源アダプター(2024年4月現在¥2,580)BOSS DB-90に使えるアダプターです。 おまけ 様々なサイトを見ていると下記のものを初めに揃えることをオススメしているサイトもありますが、個人的にはまずは不要だと考えております。<チューニングキー>練習スタジオで生ドラムを叩く時に役立ちますが、ほとんどのスタジオでは無料で貸し出しをしてくれます。ドラムセットや電子ドラムで必要になりますが、ほとんどの場合セットでついております。必要になって初めて買えば良いと思います。<グリップテープ>それ自体を否定するつもりはありませんが、世界中で活躍するドラマーの大多数は使っておりません。スティックを購入する毎に自分でテープを巻いていては費用も手間もかかりますので、まずはグリップテープなしで始めるのが良いと思います。